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2017/11/24

勝手にMI-CANナイト「浅草スマイル」トークショー全文を大公開!

・登壇者:林 隆行監督
マルオ役 篠原 篤様、すみれ役 川村 紗也様、平田役 森 優作様
・司会 :神 康幸(MI-CAN事務局リーダー)

神●「浅草スマイル」でした~。本当にすごい熱演だと思います。僕も撮影現場に時々お邪魔していたんですが、監督の演技指導がすごくて、本当に緊張感のある現場だったと思っています。……それでは、舞台挨拶を行いたいと思います。手掛けられました林隆行監督、「マルオ役」篠原篤様、「すみれ役」川村紗也様、「平田役」森優作様、ステージまでお越しください。

-4名、拍手の中登壇。

神●それでは、林監督からご挨拶をお願いします。

林●本日は、お足元が悪い中来てくださってどうもありがとうございました。本当は長編の2時間の脚本だったんですけど、脚本家の吹上君と一緒に試行錯誤してちょっと短くして。40分にしては、結構、密度の濃い映画になったと思っています。ありがとうございます。

神●ありがとうございました。篠原さんお願い致します。

篠原●マルオ役の篠原です。本日は、ありがとうございます。渋谷の駅から 来ると雨がすごいですし、今日はハロウィンということで遊びに行かれる方も多い中、当日券で入って来られている方もいるとお聞きしました。嬉しいです。本当にありがとうございます。

神●ありがとうございます。川村さんお願いします。

川村●すみれ役をやりました、川村紗也です。本当に台風直撃の中、渋谷に降り立ったらすごい雨だったと思うんですけれど、皆さん本当にありがとうございます。

神●ありがとうございます。それでは、森さんお願いします。

森●こんばんは、初めまして。森優作といいます。平田役をやらせていただきました。今日は宜しくお願いします。

神●それでは、監督からお話をお聞きしたいと思います。一か月前に野外でも上映しましたけど、今回、都内で初映画館上映ということになりまして、先程高島監督にもお聞きしたんですが、ちょうど1年前くらいに3分間の予告編を急遽作られて応募してくださったと思うんですけど、そこから1年経って今日の上映になりましたが、いろんな思いも込めて今日のスクリーンで観られた感想をお聞きしたいと思います。

林●そうですね……。1年前の今日くらいだったかと思うんですけど、脚本やってくれた吹上君が高校、大学が一緒で、一緒になんかやりたいなって言って やったんですけど。ここまで続くと思ってなかったんですが、堤さんの賞をいただいて、よかったな~って話をずっとしてて、周りの応援してくれる人たちもよかったね~って言ってくれてて。こうして短編映画を撮らせてもらって上映してくれて本当に嬉しく思っています。ありがとうございました。

神●ありがとうございます。篠原さんも、今まではスマホかなんかでご覧になっていたんですかね?

篠原●僕、スマホ持っていないんで、パソコンで観てて……。

神●大スクリーンで観ると、やっぱり違うと思うんですが。

篠原●本当にそう思います。監督もスタッフの方たちも本当によく頑張って、ここまでね。僕らは演じることしかできませんので、現場は本当に真夏で大変でしたけど……。特に川村さんとは漫才を二人でよくやったんですけど、僕がツッコミで、ボケる方が絶対難しいんですよね。ツッコミは言われたことに対してアドリブでもなんでもできますし。彼女と漫才を二人で作るっていう作業も大変でしたし、(加えて)難しい役で、真夏にそうやって頑張ったことをスクリーンで観ることができるということは本当にありがたいです。本当によかったと思います。監督もお疲れ様でした。(川村さんを見て)お疲れ様でした。

神●いい雰囲気ですね。川村さんもご感想をお願いします。

川村●はい、漫才師の役ということで、本当に正直難しかったんですけど……。私、今、舞台の公演中で、キングオブコメディの今野さんと一緒なんですよ。本当に芸人さんっていう人間というか生き物みたいなものを目の当たりにすると、すごい役とすごい作品をやらせていただけたんだなと思いました。すごく観るのが怖くて、昨日の夜ひっそり観て、今日初めてスクリーンで観させていただいて、やっぱり家で観るのとは全然違くて、監督とスタッフの皆さんと、共演者の皆さんに本当に感謝しています。あとお客さんにも感謝しています。ありがとうございました。

神●それでは森さんお願いします。

森●自分はマネージャー役をやらせていただいたんですけど、普段から篠原篤さん、川村紗也さんをすごい尊敬しているので、そのまま楽にやれました。楽しかったです。

篠原●なんかまっすぐに聞こえないのが、(笑)平田というマネージャーに合ってるんじゃないかって、現場でも話してたんですけど。

森●いや、本当に、冗談じゃないんですけど……。

神●役作りが絶妙というか、スクリーンで観るのと今ここで間近で森さんにお目にかかっていて、同一人物なのかなって思うくらい、役作りされているのかなって思いました。

森●100パー(パーセント)素ですけどね。(笑)

神●そうですか?

森●そのまま、やっただけです。

篠原●すごい走るシーンの時に、彼クールそうに見えて、ずっと(辛いのを)言えなくて、彼、具合悪くなっちゃったんですよね。限界を超えて走ってたよな?

川村●喘息?

篠原●脱水症状みたいになって。

森●浅草の100メートルくらいある長い商店街を走ったんですけど、全然使われてなかったんで……。

林●使ってたよ!(爆笑)

森●あ、本当ですか。

神●林監督は、走りに関する執着が凄まじいので。(笑)すごい思いを込めて演出されてたんだと思いますよ。

林●いや、そんなことないですよ。

神●よく言うじゃ~ん。走り、すごいこだわってるじゃん。(笑)

林●結構走ってもらいましたね。(笑)ありがとうございます、本当。

神●今日は、映画を観終わっての舞台挨拶なんで、何を語っても大丈夫なんで。多分色んなことがあったかと思うんですけど、ここのシーンは語っておきたいなっていうのはございますか?まず篠原さん如何ですか?

篠原●先程から話に出てますが、漫才がすごい大変だったんですけど面白かったですね。リハーサルもかなりやって、(それでも)リハーサル中も本当にできるのかなって思ってましたけど、浅草の東洋館とか木馬亭でしたっけ?普段は絶対プロの芸人さんじゃないと立たせてもらえないようなところで漫才をさせてもらえるというのは本当に素晴らしい機会でしたし、川村さんとやりながら「さっきのは良かったよね」、「悪かったよね」って言って、やっぱりステージに出てみないと分からなかったりするんですよ。本番やってる時は、次こそウケル!とか、次こそやってやるぜ!っていう脳みそになってたのが、本当に、監督(の演出)がねちっこいんで、その賜物だったかと思います。(笑)脚本の吹上さんの思いも詰まった作品でしたし、そういうものを感じながらやらしてもらいました。ありがとうごいます。

神●さて、非常に難しい役どころだったかと思いますが、川村さんどうですか?

川村●そうですね。本当にすごい難しくて。記憶障害のふりをしているっていう。だけど、お客さんには記憶障害じゃないと途中までは見せなければいけないし、私自身が分からなくなったり混乱もしたんですけど、その都度教えてもらっていました。監督と、皆さんに。漫才は……、本当にね!(篠原さんに向かって)練習しましたよね!

篠原●今でも、僕、なんか時々、漫才やりたくなりますよ。(笑)

川村●えっ!(笑)やりたくないですよ!それだけは本当に、絶対に嫌です。(笑)

篠原●僕は、やりたくなりますよ。

川村●ただやっぱり、台詞は覚えてるもんだなと思いました。

神●僕も時々撮影にお邪魔したんですけど、エキストラの方たちがすごく暖かかった。エキストラのようでいて、漫才をお客さんとして非常にシビアに見ている目線もなんとなく感じたんですよ。

篠原●そうですねー。最後のシーンで(川村さんが)一人で舞台に立たれて、僕がこっそり一人で客席で観てるってところの、僕の後ろの客席にいらっしゃったのが神さんです。オフィスクレッシェンドの。(笑)一番難しいところだったんですけどね……。
神●失礼しました。(笑)

篠原●冗談です(笑)。あの時もちょっと(撮影場所を)使ってるのが、ぎりぎりだったんですよね。(撮影に)時間かかりますねーって神さんに言ったら、「もう少しだから頑張りましょうよ」って仰ってくれたりして、本当にありがとうございます。すみません、いっぱいしゃべって……。

神●とんでもございません。森さんはいかがですか?ここは見所だな、みたいな。

森●見どころですか、そうですね……。この作品というよりは、林さんが自分と一歳位しか年が変わらなくて同世代で、この企画も「未完成映画予告編大賞」というまだ完成されていないっていうイベントから生まれたので、林さんがいい意味でスタートを切れたということが嬉しいですし、自分も役者としてまだ未完なので一皮も二皮もむいてもらえるように頑張りたいです!

神●素晴らしいご挨拶でした。ありがとうございます。では、名残り惜しいんですけども時間のこともございまして、フォトセッションに入らせていただきたいと思います。……監督、どのくらいで撮られたんでしたっけ?一週間くらいでしたっけ?

林●7日です。

-フォトセッション

神●ありがとうございました!皆さん拍手でお送りください。林隆行監督、篠原篤様、川村紗也様、森優作様でございました。ありがとうございました。

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